いつか
上手く行かない日々が どこまでも続きそうで 焦る気持ちだけ
誰かの台詞口にしても ウラハラに空回る日々は 僕のこと苦しめて
ふいに君がくれた言葉 「大丈夫だよ」 優しい声 思い出して
いつしか君に話した夢の続きを 僕は今も変わらず 追いかけるよ
隣に君はもう居ないけど 二人来た この道は きっと未来に続くから
どんな悲しい事も どんな嬉しい事も いつかは忘れゆくけど
決して消える訳じゃなくて いつまでも僕の中 生きてるから
これから先にどんな未来が 待っていても もう迷わずに先に行くよ
君にもらった勇気を胸に どこまでも 一人でも もう 歩いていけるから
過ぎ去ってしまった事はいつも 振り返れば すぐそばに 愛おしい思い出
いつかは君と話した夢を 叶える日が訪れたとしても 君は戻らない
どんなに想い願ったとしても 二人過ごした日々 ずっとあの日に
置き去りのまま・・・
ミチシルベ
今あるこの景色が 僕の歩いて来た ミチシルベ
溢れる人ごみをかき分けて 慣れない路線図に
途方も無くて 1人 立ち止まる
何度も迷いながら歩いた あてもないけど
不思議と不安な気持ちは 何一つだってなかったんだよ?
今あるこの景色が 僕の歩いて来た ミチシルベ
全てが繋がる 何一つだって失くしちゃいけない
笑い合えた日も ふさぎ込んだ日も 傷付け 傷付き 失敗なんて呆れる程しても
この青い空は 分け隔てる事なく広がってるから 今
僕らの歩む道は 決して楽なもんじゃないけど
いつかは笑って話せる時が・・・
今あるこの景色が 僕の歩いて来た ミチシルベ
一つに繋がり これから先もずっと歩む ミチシルベ
忘れ雪
突き刺す風 白い息はやがて空へ消えていく
灯る灯り 夜空 コントラストに 誰しもが家路を急ぎ歩く
ふいに鳴り響く携帯は 滑り落ちて床を叩く 白く染まってく頭のまま 寒空を駆け出した
降り出した粉雪が手のひら 舞い降りて 形を失くしてく
もう二度と戻らない雪は この凍えた手零れ落ち 消えていく・・・
目が覚めれば まだ君がそばに君が居る様な気がして
夢の中で君はあんなにも笑って話をしてくれていたのに
もう二度と会えないとしても 何処かに君が居るなら
でもこの世界の何処にだって 君を見つけられない
降り出した粉雪はいつしか 降り積もり 街を白く染め
君の居た足跡でさえも 残さずに 粉雪は白く染めていく
何度も忘れようとしたよ 二人で過ごした記憶を
そんなことを君は望みはしないよね? けど 消せない・・・
降り続く粉雪が全てを どこまでも白く染める様に
愛したこと 出逢えた日 温もりを 全てを 叶わない夢なら
白紙に戻して もう二度と会えないなら・・・
月下香
一人きりの夜はとても長くて 闇を増す度に 冷えていくココロ
温もりを 求めて 今日もまた 無機質な画面をなぞる
いつもより大胆に お気に入りのパルファムを 身にまとい
いつまでも待つだけの 子供のままじゃいられない
甘く溶けるニオイのような あなたと交わした口づけ 忘れたくない
ずっとこのままあなたのニオイに 包まれ時が 止まれば…
何も知らなければ こんな虚しい気持ちは感じずにいた
一人きりの夜はいつしか 永遠のように
眠れない夜に あなたからの連絡を期待して 震える携帯は 私の心も震わせる
あなたの言葉1つ1つが 私を虜にして 逃がさないの
いっそ何も見えなくなるくらい あなたの事だけ愛したいの
いつの間にか あなたは パルファムの香りだけを残して
別れの言葉残さず 私の前から 音もなく 消えていく
私はまた1人ぼっちね 温もりのない画面をまだ見つめながら
甘いニオイ包まれたまま 夢のような夢を見させて
SEASON
少し冷たい風 僕を吹き抜けて 君の笑顔よみがえる
何でもないような日々も 泣きたいくらい辛い時も いつも君が側に居たね
そんな 日々が ずっとずっと続けばと そんな 僕の願い 君に届かない
さよなら 告げる君の顔が 涙に濡れて もう戻りはしない
震える 君の体 今は僕じゃなくて 他の誰かの事 求めてるの?
季節は色づいて 響く笑い声 君は隣に居ない
いつも握りしめてた手 行き場ない指先を 風が 熱を奪うよ
君が 僕にくれた 大切なモノ 僕は 君に 何が出来ただろう?
溢れるこの想いは もう君には届かない 別れを告げる 背中を残して
さよなら 君が僕にくれた 日々は 今の僕を 強くするよ
ありがとう 同じ空の下で 届くことない 声で この歌を
歌ってるよ
フリージア
この街には人が溢れて 誰も知らん顔して 僕の横通り過ぎて行ったかな?
そんなことわからなくなる程 何度も何度も 繰り返して
ぐるぐる同じとこ僕らは回って 繰り返し繰り返す日常の中 何を見たいの?
薄れてく感覚は幾重にも重なって もう戻らない針を見つめて
ありがとう さようなら ごめんねの言葉も きっともう意味もなくて
満たされない心は 求める程 荒んで 笑えば 笑う程 自分に嘘をついて
偽りを並べてまた一つ失くしてく 嘘つきな大人にだけはなりたくなかったはずなのに…
狭い空 ビルのすき間 薄暗く心閉じて 枯れた花は 道の隅で鮮やかに色を消して
闇夜照らす灯りは 潜むカゲの色を増して 僕の心は この街と共に 汚れ 泣いて
叶うことのない願いは 胸の中しまい込んで 遠く遠い 記憶に 想い はせたりして
変わらない日々は わずかに たしかに 僕を蝕んで
イタズラに あざ笑う
いつまでもいつまでも 忘れずにいたいのに 言葉は理想を描くフレーズで
行き場ない 感情は吐き出せず 飲み込んで
一人 高い空 手を伸ばしてる
ヒカリ
何も見えない 暗い孤独の闇から あなたが与えてくれた 一筋のヒカリ
僕が泣きたい時は 何も言わず抱き締めてくれた
どれだけ迷惑かけても 変わらず愛してくれたね
いつもいつでも当たり前のように 「おかえり」と温かいその一言が
遠く遠く 時が経つ程 ただ、ただ愛しい…
あなたがくれたヒカリを 大切に失くさぬように
側にある幸せが いつまでも続くように…
いつかは あなたみたいに 誰かを照らせるように
顔を合わせば わがままばかりで 酷い事 泣かせたり 傷付けたよね?
いつになっても僕は子供のままで 素直に言えず…
何も知らなかった世界が こんなにも美しいんだって 今ここに生きてる事
幸せに思うよ あなたにもらったヒカリを 新しい命に繋いでいくから
あなたがくれたヒカリを 大切に失くさぬように
側にある幸せが いつまでも続くように…
生まれてこれた事 あなたに出逢えた奇跡を ヒカリを 心から
「ありがとう」